ガルパンはいいぞ
「ガルパン」こと「ガールズ&パンツァー」。アニメを見て以来ずっと行ってみたかった大洗、やっと行ってきました!「ガルパン」って作品は大洗のイメージが強くて「脱アキバ」してるのが、これだけメジャーなアニメなのに新鮮があるかもしれません。そういうところにも心惹かれるものがあります。
といっても、菜伽は筋金入りの「ガルパンおじさん」ではなく、昨年の秋頃ガルパンと出会ったのであれました。前回に東北行きの道中で立ち寄ったときはどっぷり暮れた夜だったので、大鳥居辺りをちょっと見ただけでした。ですので初訪問というより、リベンジって感じでしょうか?
初めて「昼間」に訪れた大洗でしたけど、現地に来てみてこの町に入り浸る人が続出するのにも納得しました。とにかく、出会う方々がフレンドリーで楽しい! 仕掛けとかイベントじゃない、ソーシャルな魅力が溢れてます。「ガルパン」はそれに気付いてもらうための「点火装置」だったんだなぁ〜と。そんな感じがします。
いゃぁ〜本当に、いろんなお店を覗いてみたいんですけど、入ると会話が盛り上がり過ぎる恐れが多々あり! ウスヤ精肉店さん、江口又新堂さん、さくらい食堂さん、ジョイショップタグチさん、そして、Panzer Vorさんをはじめとして、いっぱい訪ねさせて頂きました〜♪
●商店街とガルパン
現地に行って思ったのは、このキャラのPOPが想像以上に効果を発揮しているということです。「一見さんカモン!」「ガルパンのお話できますよ」という敷居下げ&誘引効果がハンパないです。
さくらい食堂さんであります。「ガルパン」っていうツールが無ければ、ローカル色強すぎてたぶん入らないであろう佇まいのお店。だけど一見さんも入れてしまう効果って、やっぱ凄いよ~!
実際お店に入ってみると、どこもハズレなしにフレンドリーという平均レベルの高さが凄いと思いました(なかなか無いですよこういう街は)。こういう「迎える側のスキル」があったればこその成功なんでしょうね。
「そう!この距離感だよ!」という、接し方が心地良いお店が多いですねぇ。参考になるし菜伽の仕事の自信にもつながりました。。。
「そんな大洗だからこそ」というところも多いので、成功するには真似をしてただPOPを置くだけでは駄目だと思いますが。もともと街が持っていたポテンシャルを引き出すという意味で 、すごい機能を発揮しているので、これはコストにも優れた戦略だと思いました!
アニメ依存かと思いきや、現地を見ると思った以上に「コンテンツ依存率」が低くて。実はいろいろ見どころのある街なので、「ガルパン」とのタイアップは「大洗ここに在り」と知ってもらえた効果が大きいんでしょうね!
「フレンドリーさ」「レトロ商店街」「観光スポット」「おいしいご飯」「海」これだけあれば、リピーターや移住組が出て来るのも納得できますわ~そりゃ。
それにしても、地方都市ゆえに夜が早い!うちの地元も同じノリなので分かりますけど、だいたい夜7時にはみんな閉まって、その後は飲みに行くか旅館で過ごすか、海辺辺りへのドライブぐらいとなります。
●街のスケール感
いま、改めてガルパン劇場版見てるんですけど、冒頭の方の市街地とか9割方の場所が特定可能になっている~!戦線の移動具合もよく分かるなぁ、現地に忠実なのもよく分かる!
戦車のスピード感を出すために、画面内では水平距離が2~3倍ぐらいに引き伸ばされてるんですよね、道幅の拡大はだいたい1.5倍ぐらいかな?だから、あのスピード感がでるんですよね。実際リアルスピード(40km/hぐらい)で走っても劇中と同じぐらいの通過タイムです。アニメの印象を持って実際の街を移動してみたら、意外とコンパクトでした。
●旧上岡小学校
1日目に訪ねたときには、嵐のような天気でした。現地に着いて知ったのは、建物内公開が休日のみということ。ガーン!仕方ないのでとりあえず周囲をグルグルと見て廻って、早々に大洗へ向かいました。
その翌日は打って変わっての快晴。再び訪れた旧上岡小学校の外観写真を撮っていたら、特別のはからいで建物の鍵を開けてもらえました。ガルパンの映画に出て来たあの風景を見られて感動です~!
劇中のシーンが脳裏に甦りますね!
劇場版の取材時からまだそれほど時が経ってないというのもあるでしょうけれど、雰囲気はそのままでした。リアリティという意味では4DXに負けません。
●大洗のおみやげ
高価だったりマニアック過ぎたりするものではないのですが、お店を利用するともらえるキャラの名刺や缶バッジ集めがなにげに楽しかったりします。これも「コンプリートしてやる」っていう感じでしゃかりきになるのではなく、お店の方とお話しながらのんびりマイペースに集めるのがいいかもしれません。
劇場版で盛り上がった「継続高校」人気ですが、いま大洗でちょっとしたブームになっているアイテムが、この「継続高校マフラータオル」です。上の写真にもある商店街の「山戸呉服店」さんのアイテムですが、なにげに©マーク付きの公式品です。ほかにも商店開発アイテムの公式品がいっぱいあるのが、真のコラボレーションって感じがして素敵ですね。
●そして
楽しい数日の旅を終えて、戦うべき現実に戻った・・・と思った矢先に。
先日注文していた、コスプレ衣装が届いてしまいました!そしてさっそく試着!
さーて誰のコスをしようかな?まだまだお楽しみは続きます~♪
(*´ω`)ノシ でわでわ。
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